地震大国日本での建物基準
日本は地震大国と言われています。実に世界で起きている地震の6割が日本で起きています。先だっての東日本大震災や阪神大震災などで、日本の建築物に対する関心が一般の間でも非常に高まっています。その中で耐震性と言われるものは、やはり最も気になる部分だと思います。耐震性は制度が変わって、基本的に81年以前のものを「旧耐震」といいます。しかしながら81年以前の建物はすべて危ないかというと、そういうわけでもありません。メンテナンスや修繕の仕方、建物の素材などによって、耐震性も大きく変わります。鉄筋コンクリートの建物は47年で減価償却しますが、これ以外に日本の制度上で明確な基準がないために、どのくらいのものは危険でどのくらいのものは安全かという確実な基準は、何一つないのです。どんなに時間がたっても修繕しながら使い続けるところもあれば、20年や30年で建て替えをしてしまうようなものもあります。耐震のことならば、基準がどうこうというよりも、設計の人と話をして、どうしたら地震に耐えうるような丈夫なものはできるのか、その物件の修繕に履歴などを不動産屋さんに見せてもらった方が、わかりやすいし知識も付くと思います。そうして自分の頭で耐震性考えるのが、最も合理的で安全な方法です。